沿革風味2

 豪渓登(宮川賢)の妻文香(村田未来)は精神の病に冒されていた。それを気に病む事なく、ドロップアウトした青少年の面倒を見る林間学校「豪渓会」の運営に勤しむ豪渓。
 それは、陽気な仲間たち、例えばオネエ言葉で元気を配る渡部綿太(つんつん)やおっとりしつつも辛辣なフレーズを口にするリオ(大川麗奈)に囲まれての楽しい職場だからかもしれない。豪渓が妻の病気には向き合いつつも、妻本人とは向き合わずに日々を過ごしている為、主治医(野村ノルナ)が、かねてからの思いを文香に吐露し始めた事にも気づかずにいた。
(次回の沿革風味は9/25に更新します)

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください