祭りのあと

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セキュリティさん、アシストありがとうございます(笑)。

既にアップ済みの写真についての釈明を‥。

まずこのマネキンさんが何処から来て何をしたのかと言いますと、

出身については、諸事情により詳しく語れませんが、ヒントは僕の過去の書き込みに実は記されてます(よかったら探してみてください)。

そして今回のお芝居で、
全身ではなく脚、腕のみを使用しました。
腕枕、膝枕、北枕、 のくだりです。

で、
これを一度事務所(レサマースタジオ)に戻したものの、
すぐイベントがあるから置いておけない事が判明。

仕方なく急遽自宅へ運ぶ事になったのです(汗)。

稽古場から中野駅までは、写真からご判断頂ける通りの様子でありました。
こちらでは車内でのカットをいくつか。

セキュリティさん、大津さん、
ご協力ありがとうございました(謝)。

そして、
ここからが本当の戦い。

僕は1人になりました。

阿佐ヶ谷駅で降り、
芝居で自分の力でこれだけ注目を集めたいものだなと思う位眼差しを浴びながら改札を出て向かったのが、

区民バス「すぎ丸」の乗り場。
これが車体が小さいんだな。

無理やり乗り込もうとすると、運転手はビビるし、ドアに足が引っ掛かる。

運転手「あの、それ大き過ぎるんじゃないですかね‥。」

にわかにホームバスがアウェーバスとなる、
が、めげない。

僕「いや、大丈夫です。人1人分なんで、入ります!で、入ったら一緒に立ちます。お願いします!ありがとうございます!!」

もう運転手の返事も聞かず勝手に入りました。

その後も運転手さんに「隣の人に当たらないように、倒さないようにどうかお気をつけください」としきりに気にされたが、演劇人持ち前のはきはき低姿勢で乗りきりました。

しかし、場が落ち着き少し気が緩んだのも束の間、

バスは完全な住宅街、
それも古い団地のエリアに入りました。

本当に電灯以外の灯りがなく、怪談にお誂えな雰囲気の道をただ一台だけが通ります。

そしてそこのバス停から乗ってきたのが、いかにもおじいちゃんらしいおじいちゃんで、

何も知らずステップを上り、運賃を投じて、座席の方を見るなり、

いきなり裸の女マネキンが目に飛び込んだので、

マジで、

びっくりして入れ歯が「フゴッ!」と飛び出し、すっ転びそうになりました。

僕がすぐ後のバス停で降りた事は言うまでもありません。

「彼女」を家に送り、
やっと僕の「眠る夢、見る夜」は終わりました。

最後まで読んで頂きありがとうございました!!

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