11月公演のお知らせです。
「小さな声のおともだち」
劇団ビタミン大使「ABC」公演「小さな声のおともだち」詳細が決まりましたのでお知らせします。前売はビタ店(http://v-mise.com)で発売中です。是非お買い求め下さい。お待ちしております。
日 時
期 間
2018年11月22日(木)~25日(日)
開演時刻
22日(木)19時00分
23日(金祝)13時00分/19時00分
24日(土)13時00分
25日(日)13時00分
料金
3000円(税込)
前売り・当日券共
会 場
大塚レ・サマースタジオ
豊島区北大塚3-25-16伊納ビルB1
tel.03-3916-2430(ファックス共)
出 演
森下和、平井夏貴、山梨谷梨、彩咲かんな、宮川賢
問い合わせ
ORS(info@o-rs.net)
概 要
頼子(彩咲かんな)は、若くしてお妾さんになろうと決意しました。妾なら大きな愛情を注がれないからです。強く愛し合う関係の交際は出来ないと痛感する出来事があってから、そう思うようになりました。
それは、元太(森下和)と相思相愛になった初恋での事。頼子と元太は出会ってすぐに恋に落ちました。それぞれ二十歳をすぎているのにお互い一目惚れで、どちらも初恋でした。
元太は思いを伝える為に「僕とお付き合いして下さい!」と、頼子に告白をしました。その瞬間、頼子の恋は終わりました。頼子は小声で喋る人とでないと親しくなれない女の子なのです。それまで優柔不断で声が小さいという(頼子からしてみたらとても魅力的な)男性が、男らしく声を張り上げて告白した事で、生理的に受け付けられない相手となりました。
頼子は勘づきました。大恋愛は出来ない、妾なら深い愛を注がれる事なく、日陰で大人しく過ごせると。
両思いなのに失恋という事態を理解できず、気持ちの整理がつかない元太は、頼子を追いかけ続けます。告白した日から連絡が途絶えていた頼子の居場所を突き止め、元太はそこへ行ってみる事にしました。そこは、小さい声でしか生活できない人たちが集団生活を送る施設でした。
小さな声でしか話せないとはどういうことなのか? 大きい声の人と仲良く出来ないのはどうしてなのか? 愛する人の謎に迫る為、その施設に小声ではない人が初めて入り込む事になりました。
前売取扱
前売開始
10月15日(月)
作者口上
小声の人は、それだけで繊細で小心で乱暴に扱えない大切な印象です。男であれ女であれ。若い人であれお年寄りであれ。そして上品とも思えます。自分は声が大きく煩がられてきた人生なので下品上等!の考え方でおりました。が、今回、小声でしか話せない人たちの人生を追体験してみたく、こういった内容になりました。声が小さい人というのは、そもそも役者には向かないので、声を小さく出す練習をする必要があるのでしょうし、映像演技ばかりやっている人こそ向いているのかもしれません。
稽古で四苦八苦するかもしれませんし、意外とポンッと安産でレールに車輪が乗るかもしれません。森下和、平井夏貴両名の個性と魅力と経験値に期待大。そして若き個性彩咲かんなの雰囲気にも。ご期待下さい。