不況の夢。

今日はまた、会社に20時間ぐらいいることになる。
なんとも、仕事が好きな人って感じ。
ここ、2年ぐらい、超高い声が出ない。それは、ストレスによる喉の疲弊から、完全復活していないからだ。大抵の局面はしのげるモノの、やはり、傷みが早いし、クビ周りがパンパンになるのも早い。肩が凝っていない状態というのに久しく会ってない。
精神的に弱っている時は身体も弱る、とは思うものの、随分と自由になれてからも「肉体」を酷使しているせいか、治らないのが悔しい。うーん。芝居やりすぎか。
でも、いっぱいやりたいよね。やりたいさ。できるうちが華さ。出る血はバナナさ。
君。不景気にやたら元気があるジャンルがあるらしいよ。
君。不景気にやたら元気な人がいるらしいよ。
どちらもそれを知っている。後者は今日、打ち合わせをした人たち。
前者は。ほら。イベントだよ。
去年、映画館や芝居小屋、ライブハウスなど、足を運んで楽しんだお客様の数が過去最高をマークしたらしい。
不況というのは、そういうものだ。関係ないのではなく、反比例している。好きなものにしか金を出さない、とな。
僕ら日常生活に一切必要ではないものを作って生業とする者としては、嬉しい。
マスメディアとイベントは表現の対極にある。
マスメディアは、沢山の人が安いお金で楽しむ。テレビラジオは未だに無料が大半だ。
イベントは、少数の人がそれなりのお値段で楽しむ。
で。そのグラデーションの途中にITのネットコンテンツがあって。一時期は、ドリームを見たものだ。
ストリーミングコンテンツをマスメディア側にどれだけ近づけるかを競い合った。テレビを倒そうと鼻息荒かった。
が所詮、夢のまた夢。ネットコンテンツでスポンサー収入を儲けようだとか、直販して金稼ぎだなんて、難しい。
単純に、「今、これを好きな人」に買って頂く、という事が、もっともわかりやすく確実かもしれない。
そろそろ僕は戻ります。どこへ? 家に。まだ会社なんで。

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