オスカー・ワオ。

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オスカー・ワオの短く凄まじい人生。

というタイトルの小説。
ずっと読みたかった。

マジックリアリスムとヲタク文化が激突する、新世代アメリカの青春小説。

腰巻きにはそう記される。

あー、面白かった。

ハンナ・アーレント

映画「ハンナ・アーレント」を観ました。
女性監督による女性を描いた骨太作品。ハイデッガーから「思考すること」を教わり、不倫もしていたハンナの波乱に富んだ人生をまるで描かずに、アドルフ・アイヒマンの裁判とそれを傍聴して発表したハンナの文章がもたらす影響に絞り込み綴られるノン・フィクション。
ユダヤでありながらアイヒマン擁護ととられて非難されるハンナは「考える事」により出した結論に後悔はみじんもない。それはアイヒマンは「悪党」でも「悪魔」でもなかった、ただ命令に従って事務処理をしただけに過ぎない、「悪の凡庸さ」が原因のものであり、その「人間らしさ」を捨て去った者がもたらす悪こそが、もっとも無慈悲で厄介である、という文章。
傍聴席でみたアイヒマンは、悪魔のような男ではなかった。そう思ってしまっただけで十分にアウシュビッツで虐殺された犠牲者の遺族を逆撫でする。抗議は殺到し、ハンナは裏切り者呼ばわりをされる。それでもハンナは……。
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これを観ると、

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トイレトークライブやります12/16!

基本は反対ですがね。

特定秘密保護法案が強行採決された。安倍総理は、数の暴力でごり押しした。その取り回しは維新の会にも批判されマスコミにも叩かれ続ける。
祖父の岸信介元総理は「安保反対」と国会を包囲されても信念を貫いたし、大叔父の佐藤栄作元総理は「沖縄密約」を結んだ張本人だし、なんてことを思うと「俺って信念を貫いてるぜ」と内心ご満悦に違いない。

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結局、吐きそう。

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本日、少々驚いたのは、蓮池透さんの特定秘密保護法案に反対する意見だ。何より表現者である我々でなくとも反対したくなる強引な「時期」「内容」「やり方」であるし、第三者機関も総理が司っちゃあ駄目っしょ?な話なのだけれども、それは一瞬、置いておくとしても。
僕が驚いたのは、

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今日のインプット

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「アイウェイウェイは謝らない」を見て、ワタナベアニさんの「Mirror展」を見て、CD大人買い。仕事もかなりしたけどね!

KAWAIトーク(中心)ライブやります★

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本日は「日本のトイレ事情と佐藤の諸事情」にお越し頂きまして、ありがとうございます。明日はいよいよ休日です。久しぶりの一日休みなので、今夜は酒を飲んだりUFCのビデオを観たり、タニシまみれになった為に抜いてしまった水草を植え直したりしたいと思います。あ、それは明日やる方が良いかなぁ。

12/9(月)の19:30スタートでKAWAIライブやります。

70分の1ドリンク付きです。まぁ酒飲んでダラッとしに来てください。喋ります。演目はこれから決めます。寒いかもしれないけど、ちょいと久しぶりですし、ぜひいらしてくらはい。相方の軽部とは下北沢に住んでいた時にバイトで知り合いました。そのバイトはオレンジ卸売り商の箱詰めのバイトで下北沢にありました。先日通りがかったらもうなくなっていました。そのバイト先の様子は「東京タワーには行きたがらない」に詳らかに描写しました。僕も軽部も正社員にならないか?と誘われたりしてました。

その軽部の紹介で劇団ビタミン大使「ABC」に連続して出演してくれた金田智行さんとも知り合えました。軽ちゃんの同級生だとそうです。そしてその金ピンの紹介でDO党にもでるようになり、福田卓郎さんとも知り合い、その卓郎さんの劇団の青白木くんが先日客演ででてくれました。そのおかげで久しぶりに卓郎さんに再会しました。二人で「いやあ、お互い歳をとりましたねぇ~」なんて話してました。お互い20代だったのに今は50代です。

その20代の頃に、劇団の公演をばんばんやっていたにもかかわらず、定期的にお笑いライブに出たり、単独ライブをやったり、ラジオ番組で放送出来る範囲の曲を紹介したりしていたのがKAWAIです。その頃、劇団をとりまとめている事に多少ストレスを感じていた時期がありました。アルバイトをしているし、でも劇団員の仲間が遊んでいる時に僕はバイトしながら台本を書く、書き上がったら稽古をしなければならない。あれぇ、仲間より極端に自分の時間がないぞぉ、なんてことにへこんでました。そこでKAWAIが始まりました。音楽ものだから元気になれるし、何より「たった二人で演劇を作っちゃえ」とばかり躍起になっていたので、出演者は全部自分と軽ちゃんなので、劇団員を束ねるのよりも数段簡単です。自分は自分が思った通りのことをしてくれますし、打ち合わせも楽です。

そのKAWAIライブがあったから、劇団で「どうして自分だけ忙しいのだろう?」なんて事に対して不満も感じずにやってこられました。演技を用いるものはテレビとライブでしかやりませんでしたから、ラジオでもネットでも出回っていませんが、打ち込みで作った「僕はロリコン」とかはネットで話題になり未だにCDが売れています。平成の鶴光、東京のつボイノリオと言って貰えるのはそのあたりも理由かもしれません。

さすがに子供が生まれたばかりの頃は「僕はロリコン」が子供に聞かれないようにはらはらしましたが、今はもういーや、と開き直っています。今は幼い時期からパソコンもネットもいじりますからね。むはは。

もうすぐ軽部と打ち合わせと練習です。僕が勝手に考えているのは、以下の曲ですが、軽ちゃんと相談します。

  • 昭和一桁生まれのパンパンガール
  • おっぱい大好き
  • 妖怪図鑑~何でも妖怪のせいにしてしまう吉岡さん~
  • 包茎短小マッチョマン
  • 無意味な駅員

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公演終了しました。

「Hと非H」終了しました。お越しくださいました皆様に感謝感謝です。

連休ですが稽古三昧です。

さて、いよいよきたる7日(木)から芝居です。「Hと非H」はサンモールで
何度もやってるサンモールだけど、今度は、少し感慨深いものがあります。
内容は、人間を操る事は簡単で、操られている事を怖いと感じなければそれは普通になるわけで、普通ならばその中だけで幸せを探そうとするのであり、それが普通の中で見いだされる幸せならば、それは純粋に幸せなのだよ、という、まぁあくまで外枠だけで語ろうとするととても観念的な事になってしまうけれど、まぁそういうことです。

まぁ、言ってみりゃあ、日本語禁止ゲームみたいなものです。日本語禁止ね! そう決めて最初は面倒でも続ければそれが普通になる。仕掛け、というものであったり、決まり、というものであったり、なぜそうなるのかの理由は様々でも、色々あるよね。

楽天が勝ちましたね。生放送のラジオを終えてから感動しました。まぁ君凄いですね。まぁ、僕もまぁ君なんですけどね。そんなこと呼ばれたことないですけど。

あの楽天では、英語が社用語になってるのでしょ。この優勝決定の瞬間も「やったーっ!」とか言わないのかしらね。「Oh! Great !」とか言ってんの?
うぃ・あー・ざ・ちゃんぴおんっ! とか? まぁ別にいいけどね。

さて。ともあれ↓↓

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メモ其の三

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みせてないのに、ここで描いたキャラにみんな近づいてるのが不思議。ユキコは衣装までイラストそっくりになってるし。

(木)からです、来てね!(^-^)/