真実を知って欲しいのでは?と勝手に思っての引用です。

hamada.jpg

彼女のブログがありました。ネットにありました。演劇をやっているとどうしても「人の夢」を食い物にしようとする手合いにぶち当たります。講師を食わす為の養成所やワークショップも散見されます。仕方の無い事です。僕はただ芝居を打ちたいだけなので、ならば役者への負担を減らして小さい興行に、と考えてそうしますが、「どうせなら儲けなきゃ」となるとそういう人たちのようなあまり純粋ではない創作に手を染めないとならないのかもしれません。若い頃に放送作家をガンガンやってましたがタレントや予算やスケジュールの都合で作品のデキなんかどうでもいいかの如くドラマ脚本の書き換えを命じられて閉口し、せめて演劇ぐらいは好きなように作れる環境をと心がけてここまできました。なので、ご存じの通り客寄せパンダが出ている事もありません。チラシを見て「金儲け興行」か否かはすぐに解ります。自治体の許可が貰いやすく戦争を扱ったり文化的な風味のある題材をモチーフにして助成金を頂戴することを念頭にしてる狡猾な興行も多くあります。それは自由ですしさもしいとも思いません。自分はしないだけですが、それは劇団員には申し訳ないとも思います。もっと錬金術師としての要素が自分にあれば、と。

大きい興行にすればギャンブル度合いが高くなりますが、そういう公演に出たい!という役者も多く居るのでしょう。そこに土屋アンナが出るとなれば「au!のお姉さんと共演しちょる、うちの娘がっ!」と親が喜ぶのでしょう。そこにノルマ100枚でも喜んで出てしまうのでしょう。それは、興行を大きくしてもそれを支える野心ある役者がいるから支えられてしまう共存関係があります。ダンスカンパニーにも年に一度タレント数人呼んでミュージカルをやる。そこに出られるチャンスがあるから頑張ってレッスンに励む(お金を払う)。それはうまいシステムだと思いますし経営というのはそういうことなんでしょう。

お笑い芸人はネタを作ってアピール出来る。劇作家は芝居を書いて上演出来る。映画監督は撮影して編集して公表出来る。役者は口元まで台詞を運んで貰わない限りは何も出来ない受け身の表現者です。だから表現の場を渇望するのはわかるけど、もう少し気をつけたい部分がある。とハラハラしながら回りの役者を見ています。キリがないから助言しないけど。というワケで嫌な部分が凝縮されているので洗面器を用意して読んで下さいね。吐いちゃうかもしれませんからね。アメンバーにしか読ませないつもりだったのならご免なさい。↓↓

皆さん、ご無沙汰しています。
この濱田朝美ブログの方ではもう書かない予定でしたが、急遽皆さんにお伝えしたい、
いえ、しないといけない事があり、書かせて頂きます。

長文になりますが、お付き合いください。

皆さんももうご存じかと思われますが、私の本「日本一ヘタな歌手」が舞台化される事になりました。

その事について、どうしても納得がいかない事があり、この場を借りて事実をお話したいと思います。

実は今日、私の舞台の主演である、土屋アンナさんが、自分勝手に舞台練習を休み、そのせいで八月の公演が出来なくなったという内容が、舞台の公式ページに発表されました。
その発表は、全くの事実無根です。
これから、お話する事が真実です。

実は、最初の段階でこの舞台の話に関して、私は制作者側から全く許可を取られていませんでした。
私が舞台の存在を知ったのは、友人からネットに出ていたよ!というメールが来たのがきっかけでした。
その知らせに、慌ててネット検索してみた時には、もう舞台の記者会見の一週間前でした。
その時、私は何が起こっているのか全く把握できず、ただただ驚きました。
何日か後に、こちらから連絡を取り、本の出版社の元担当と舞台の監督に会う事が出来、事情を説明して頂きました。
すると、既に私から舞台化の許可を取ったと言われ、詳細の説明や正式な謝罪もありませんでした。
ですが、許可を取ったという内容を聞いていると、常識ではあり得ないものでした。
一年半ほど前に、私が多摩センターで路上ライブをしていた時
元担当が私の元に監督を連れて来て、”今後何か協力して下さるかもしれないから、ご挨拶して。”と言いました。
私はただ、自己紹介と今後何かありましたらよろしくお願いします。と言いました。
その事を、許可を取ったと言っているようでした。

しかし、その時は舞台化の話などは無く、その後も監督とお会いする事も、元担当からそのようなお話をされる事はありませんでした。

お二方の言い分は、それがこの業界では許可した事になるのだ。という事でした。

私は何度も、それでは許可にならない。と言いました。

すると監督は”そんなに許可と言うのなら、別に貴女でなくとも、障がい者はたくさん世の中にいる。違う人に頼んでも良いんだよ!”とおっしゃいました。
また、原作とは内容が多少異なるため、そんなに許可と騒がなくてもいい、と言う事を言われました。

その言葉に、私は憤慨し、この方にはいくら言っても理解していただけないのでは。と思いました。

一応元担当が、監督を宥め、今度近いうちに舞台の台本を私に見せ、そこで舞台化の許可を正式にして欲しいと言う事になりました。

その後いくら待っても台本は届かず、1ヶ月以上が経ち、突然7月16日のプレミアムライブ「舞台の成功をみんなで祝うパーティー」の案内が届きました

許可もしていないのにそんな案内が届いた事に、とても不愉快な気持ちでした。
しかし、それに行けば監督に会えると思い、参加する事にしました。
ですが、パーティーでは監督とは話をする事は出来ませんでした。

でもそこで、主演の土屋アンナさんにお会いする事が出来ました。
土屋さんはとても親しくしてくださり、”舞台の台本を見ましたか?貴女は本当にこの内容で許可を出したの?”と聞いてくださいました。
私はそこで今までの経緯をお話しし、舞台に関して困惑している事を打ち明けたところ、土屋さんも共感して下さり、協力して下さる事になりました。
そして、何も出来ない私の代わりに、監督に”濱田さんが納得出来るものにしてください。”と掛け合ってくださったのです。
また”原作者が納得し、許可した舞台でないのなら、出演出来ません”と伝えたそうです。
しかし監督はそれを全く聞き入れる事はないそうです。
私の所にはただ一枚の舞台の同意書のみを送りつけ、台本も詳しい内容説明もない状態で、毎日のように同意書にサインするように、と言う内容の電話ばかりかけて来ました。

私は説明も無しにサインは出来ないと思い、内容を教えてくださいとその度に言い、サインを断りました。
やっと台本が送られて来たのが2日前の事です。
そしてその台本を見ましたが、私の本が原作とは思えない程、内容が異なっており、自分の人生を侮辱された様な気持ちでした。

そこでやはり許可はしたくないと感じ、私の作品を原作と書かず、全くのオリジナルとしてやって頂きたいという意向を伝えようとしていました。

そして本日、舞台の公式サイトに、土屋アンナさんが無断で練習に出ないため、8月の公演は中止という内容の記事が発表されていました。
その発表は全くのデタラメで、これが真実です。

それに対し、私はとても怒りが鎮まらず、皆さんに真実を訴えたくなりました。
土屋アンナさんは、全くの無実です。
ただ、私のために監督に伝えて下さっていただけなのです。
皆さん、どう思われますか?
それでも土屋アンナさんが悪いということになりますか?

普通の大人なら、大きなことをやる時には、許可を取るものではないでしょうか?
それともこの監督さんは、私が何も出来ない障がい者だからということで、どうでもいいと思われていたのでしょうか?
ただ、こんな発表の仕方はあり得ないし、大の大人が考えるような事では無いと思います。

長い文章にお付き合いくださいました皆さん、ありがとうございました。
長々とすみませんでした。

濱田朝美(原文ママ)出典http://ameblo.jp/sakura-smile-for-you/entry-11582675117.html

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください