ペット逝去。

宮川賢です。芝居が終わってから、火曜日に稽古場片付けをして水曜日に久しぶりにFMの会議に出席して、木曜日に弁護士さんと打ち合わせをしてから木の実ナナさんの芸能生活50周年記念コンサートに行き、金曜日に専門学校でラジオの面白さを説き、土曜日に東北放送収録やってTBSの生放送やって夕方から「復興おっぱい」の顔合わせで「やっぱプロは違うぜ」をそれなりに痛感して、日曜日に秋公演に出演する渡辺君の出演する朗読会を楽しみに行き、本日月曜日は早朝生放送終わってから今まで色々な仕事をして、ふと一息。
やはり公演終わると忙しいですね。今月末21日(木)~24日(日)には、「復興おっぱい」があります。良かったら、てか、是非、来てね。
さて。ペットが死にまして。土曜日に他界して、日曜日に葬式。なんと家の近くにペット専門のお寺があった。墓地は全部ペット! なんとも嬉しい。近いから、いつでもお墓参りできる。わーい。


18歳生きたので、超長生きではあると思うのですが、そして、苦しむ事なく、寝たまま老衰で他界したので、面倒をかけずにいい奴だったなぁ、と思う事しきりですが、これまで以前一緒に芝居していた人に再会すると「アトム元気?」と言われてた所、今後は「死んじゃったんよねぇ」と答える事になったのが、少し苦いけど、おしなべて楽しかった思い出を振り返るとペットに感謝です。
で。考えてみたわけよ。例えば、番組にゲストに来る人も、とてもペットを愛していたりするワケ、今年だけでみても、IMALUさんはペットとのお別れを歌にしたし、梓みちよさんはペットロスからの立ち直りを新たなペットを足がかりにした。お二人とも「えー、18歳?! それは宮川さんは幸せですよーっ!」と言ってくれてました。
でも、人がペットロスで凹んでいても「なーに、犬ごときで」なんて思う風潮もあるじゃないですか。実際、自分がミニチュアダックスとお別れするまで、この切ない気持ちはわかりませんでしたしね。
で、ここで、宮川賢における今回のペットロスはどの程度の悲しみなのか?
これを考えてみたい。要素は三つ。
1)期間……18年間という長きに渡っておつきあいしました。
2)近さ……ずっと家にいて一緒に暮らしてきました。旅行にも連れて行きました。
3)愛情……家族のように愛して来ました。
この三つの尺度で換算すると、「誰を失った」時と同等なのか?
サンプル1「セキュリティ木村」
この劇団員は、「PhⅡ顆粒」の初演は客席で観ていたということなので、ミニチュアダックスのアトムと比べると、(1)の期間は劣り、(2)近さも劣る。(3)の愛情は、まあ、劇団員も家族みたいなものなので、それでいうと人間って分プラスされて(3)に限って犬より勝る、とすると、トータルでは
1)期間…… アトム>セキュリティ木村
2)近さ…… アトム>セキュリティ木村
3)愛情…… アトム=セキュリティ木村
となるので、犬の勝ち。残念ながら、セキュリティ木村が死んでも、犬が死ぬほど哀しくないのか、という哀しい結末になりました。待てよ、こうやって考えると、ええと。ええと。ほら。あれ、んと。劇団員で言うと、大津は休団してるし、ししほんじも「ラモベレール村の陽は遠く」から入ったような感じだし。えっと。長いつきあいって言ってもビーグル大塚は辞めちゃったし、んーと。んーと。
もしかして、福田以外はみんな犬に負けるんじゃないだろうか?
谷梨ロスはペットロスに破れ、ししロスはペットロスに破れる?
そうやって考えると、異様にうちの劇団員たちが不憫になって参りました。どうか、これからも劇団ビタミン大使「ABC」を宜しくお願いします。
アトムという名前は、僕が子供の頃に「鉄腕アトム」が大好きで、アニメが終わる時に「アトム、ばいばい」と泣いていたそうな。なので、そんなに好きなら、とアトムにしたのですが、こうしてアトムと別れた事で、本当に「アトム、ばいばい」となった次第。
また、アトムが死ぬ前日に番組にゲストでお招き出来ないかと杉井ギサブローさんへのオファーを画策して関係者に打診していた。鉄腕アトムの「父」だ。アトム、こんにちは。
そして、大飯原発再稼働。アトムこんにちは。これはいらない。アトムばいばい。これでいい。

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