まだまだコロナ渦で予断を許さない事にモヤモヤしつつも創作活動の炎はボーボーと燃え続けている宮川賢ですが、皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
個人的には、医療従事者の家人がコロナに感染して自宅待機期間を過ごしたり、それによる緊張感に見舞われて同居人がいることのありがたさを感じたり、同居人がいることの面倒くささをも感じたり、と色々でした。
去年春の「北園まひる口パクライブ『どけよ』」の後、さあ、そろそろ公演打てるかな?ってな雰囲気を期待しつつも、なかなか終息が見えず、ならば、と公演以外の創作活動を始める事にしました。
ラジオドラマ
映画を作り始める演劇人は沢山いました。それがこの数年です。もちろん才人は何を作っても面白いでしょうし、映画の世界の人とはまた違った世界が展開されるでしょう。異業種の才能は他業種でも開花して然るべき。ミュージシャンが俳優として大成したり、作家として結実したり。
ですが、映像クリエイトよりも、僕(宮川)に魅力を感じさせる物がありました。それがオーディオドラマです。ラジオドラマとかつて言われていたものですが、ポッドキャストで配信するので、つまりラジオで放送するワケではないので、ラジオドラマとは言わないですね。
去年から収録を始め
去年の夏に、劇団員の山梨がデルタ株に感染して、ドエライ大変だったって話を聞いてドキドキしていたのがあ秋口の話。そうこうしているうちに、劇団のアトリエであった「大塚レ・サマースタジオ」を手放す事にして、吉祥寺に本拠地を引っ越しました。14年にわたる大塚での活動ともお別れしました。
猛烈便利だったことが猛烈不便にも????
大塚のアトリエはとてもありがたい存在でして、演劇の稽古場とラジオ収録スタジオが同じ場所にあるという働き盛りの頃の僕の生活においては好都合でした。というか、好都合になるようにそうしたんですけどね。
演劇の稽古が終わってから、その場で、劇団員が小道具を製作している中、ブースの中に入って、ラジオ番組を録音する。つまり移動しなくて済むわけですね。なんとも便利な環境でした。
それが、コロナ渦になると、逆に厄介となる部分も多くありまして。それは、ラジオ収録の度に、アトリエ全体を除菌しなくてはならないという煩わしさです。
たった一人で僕が自分の番組を収録しようとも、次に訪れるタレントとディレクターの為に、除菌を全エリアにおいてする必要がある。しかもそれを僕一人で。
僕が自分が出演するラジオ番組のディレクターを始めてからは、スタッフやスタジオとスケジュールの調整をする必要がほとんどない事で、とても便利だったものが、除菌をするとなると、それは一人ではとても骨の折れる作業で。しかもそのために、劇団員を呼びつけて手伝ってもらうのも忍びないし、その方が接触が増えてお互いによくもないだろうし、と思うと暫く一人で除菌しまくっていたワケです。
そういった事もあり、2021年12月30日を以て大塚のスタジオとはお別れしました。その前は、神保町の宝栄ビルで録音したり「ニンニンちくび」の生配信をしていたりだったので、久しぶりの引っ越しです。今は、4ヶ月が経ち、ようやく落ち着いて来ましたが、まだまだ片付いていない吉祥寺Boothです。
郵便物の転送届は出してあるので出演者に対するファンレターはこれまで通り大塚に送ってもらっても差し支えありません。
¡Cuentos!
そして本題。昨日の深夜に、ポッドキャストサイト「¡Cuentos!」が公開となりました。5/4から水曜日と土曜日の週二回配信が暫く続き、その後は月に二回のペースで量産出来たらと考えております。無料配信です。トークライブのステージではこの話は何度かしていたのですが、その都度聞かれていた「サブスクですか?」の答えは「否」です。完全無料配信です。
なので、お気楽に、お時間のある時に、聞いてみて下さい。
「ボルダリングで下着泥棒」
現在、一作。「ボルダリングで下着泥棒」が公開されています。
Appleだと。
ポッドキャストのプラットホームは色々ありますが、まずは、Appleだと。こちらです。
iPhoneをお使いの方であれば、ホーム画面にある「ポッドキャスト」アプリから聴けます。
そして、この「¡Cuentos!(クエントス)」という番組を「購読」する設定にしてもらうと「更新される」と都度iPhoneのポッドキャストアプリですぐに聞けるようになります。「購読」しなくても、都度このページに来てもらえれば聞けます。
Spotifyだとこちらです。
Spotifyだと、こちらになります。
早く公演も打ちたいですが
公演もバンバン打ちたいですが、家族が罹患したり、老親がいたりすると、一定以上の強い勇気も要します。とはいえ、創作したい気持ちはビンビンにあるので、良かったら、こういった形の活動をも応援してもらえたら幸いです。