芝居を書き倒した一日でした。正確にはそうなる筈だったけど、いくつか電話をこなしたりせねばならず、如何に一つのことに集中する一日を作るのかが難しいと感じる日でもありました。
ともあれ、まる一日、PCに向かって台本を書いていたので、そしてそれなりにページがいったので(朝の時点で考えていたノルマは達成)、まあよしとして寝ようじゃないかと。
これが考えていた辺りまで進めなかった場合の寝苦しさったらないんだよね。本当に、自分がダメな人間としか思えなくて。体調が悪いとかなら別なんだけどさ。いや、今の俺も下痢が治ったばかりなんて具合でそれに近いものはあるし、朝も「あ、今日は書けないかも」なんてギア踏んでもなかなか集中できずに四苦八苦したものだが、意外やなんとかなった。
改めて健康こそが一番大事って思うよね。おやじくさーっ!?
台本を書くと、パッとその劇世界の中に没入する自分に気づいて本当に興味深い。気づくと同じ目線で会話してる。書いてる時は、何度も何度も、夢に登場人物が出てくる。それを演じる役者が決まってる場合は、その人がその役で出てくる。まだ稽古してないのに。より具体的に。なので、稽古初日で同じ調子で役者がやってくれちゃったりすると、んもう「この人天才だ!」なんて思ったりもするものです。
で、書き終わる時に、登場人物とお別れをする。自分は劇作家としての役目を終えて、演出家へと転職する。ダーマの神殿を経由してね。嗚呼無念。
明朝はスペイン対クロアチアっていう一番があるので、ユーロ2016の行方も愉しみにしつつ、芝居書くのを頑張ろうと思うでござる。いつかもしかしたら、俺は書いてる途中に、没入してるその世界から戻ってこられなくなってしまって、どえらいことになったりするんじゃないかと思ったりする。それはそれで面白いけどね。
今日の一言。プジョルもチャビもいなくなった今。イニエスタもメッシもいずれいなくなるんだよなぁと思うと淋しいっすよ。でもそれは物語を書き終えるのよりは長い蜜月なのでよしとしましょう。あ、一言じゃなかった。今日の三言。巫女と。ん?