練馬区の図書館のカードを作って十年以上になるけど、本当に便利ですね。いくつもあるし、それぞれ並んでるものが違う。
基本的には、ラジオで喋る番組を仕事でやっている事もあり、読む本は興味のあるものの中から現在話題のものを選ぶように努めてはいるけれど、そうなると図書館にはないので買わないとならない。嗚呼。読み返さない本は沢山あるし。嗚呼。
だけんども、図書館だと無料だ。とても便利。有り難い。こうやって本に触れる機会が増えるのはいいことだと思う。でも、あんまり貧乏な人がいない東京だからどうかなぁ、意味あるのかなぁ。立花隆が言ってる通り「戦後の学力を急速にアップ!」作戦はとっくに終わったんだから、図書館そのものは著作権侵害だ!説も解るけどね。貧乏な人もいるのだろうけれど、見栄っ張りが東京人には多いしね。
でも行くとそれはそれは人がごった返している。使わないと損だよ。勉強だってその気になれば出来るし、実になると思う。そして
なんといっても、無料。
本は確かに発売直後はないけれど、意外と早めに入ってたりする。俺が「おっ! なんだ、これあるなら借りちゃうぜ」と目的の本以外で借りたのは、
「はい、チーズ/カート・ヴォネガット(大森望・訳)」
「HHhHプラハ、1942年/ローラン・ビネ(高橋啓・訳)」
この二冊。閻 連科の「愉楽」はどこも貸し出し中だった。これは猛烈に読みたかったのでずっと追いかけてるけど、新座市でも西東京市でも板橋区でも貸し出し中だった。とほほ。そりゃそっか。話題の本だし、新刊だしね。
ちなみに、目的を持って借りにいったのは、バンドデシネの一冊。漫画です。AKIRAの大友克洋が師匠のメビウスの本家フランスで賞を獲った。それはそれは凄い事です。で、そうやって考えるとちゃんとこれまでバンドデシネを読んでないなぁと思ってね。買うと高いけど、読んでみたいでしょ。読み飛ばす漫画じゃないけどね、言っとくけど。