打上も打ち上がり(良かった)、無事終了しました。あとは精算とか後片付けとか色々ですが。
舞台写真
所感
演出の宮川です。僕は個人的には、野月という男と再会出来た事がとても面白かったです。こんな人いたらやだなぁと思いながらも、ご覧になったお客様からは「わかるわかる」と言われる。そこまでのレベルじゃないけれど、誰もが持っている恋愛した時のソワソワした気持ちの感覚。
久しぶりに会った野月は、変わらずパワフルでした。ついでにアヤナと助手のキャストが替わり、芝居そのものもパワーアップして。色がついている役者は面白いです。作りやすい。イメージが広がりますね。そんな単純に創作意欲を(再演なのに)掻き立てられる一ヶ月でした。野月は一歩間違えれば、誰でもなってしまう「思考回路」です。恋愛は魔物だし、片思いは強い迫力を帯びてる。それをそのままエネルギーに変換できたらどれだけ再エネ業界に貢献出来るだろうか。
動いていなかったらしい
打上で、お客様のアンケートを見ていたら、桜木ユウ(前回braveでモテモテ男演じた俳優)が「宮川さんが動くのを見られて良かったです」と書いてあり、
北澤「宮川さん、前回、稽古で演出つけていたのに、動いていたとは見なされていなかったようですよ。」
といわれるハメになりました。そうか。あれは動きとは認められていなかったのか。
瀬戸「静止画だったって事みたいですね。」
そうか、動作道を究める旅に出ます。動作の道は険しい。あんなに動いていたつもりだったのに、動いているのを見るのが初めてだったと。もしくは、前回の稽古で演出家として動いていたつもりが、「この動きはみてらんねぇっ!」と判断されて視界に入れて貰えなかったのか、ともあれ動作を頑張ります。動いてる事で動いていると認められるように。動作。それは静止画。
多謝
ご来場頂いた皆様ありがとうございました。m(_ _)m
次回1月ぐらいを予定しています。その後の新作ももはや早くリサーチして書き進めたいと思っているので、色々お楽しみに。あと、いい役者紹介して下さい。若くてやる気あってガッツある人。もっともっと出会いたいなぁと思う夜。