宮川賢です。一年のうち、もっとも時間的余裕がある一週間「本番ウィーク」を満喫しています。公演稽古中は、何しろ大変。
タイトル決める為に取材する。
役者候補をあげて各プロダクションに打診・交渉。
企画書作成。TBSとか各方面に諸々ご相談へ。
チラシデータ作成、印刷手筈。
DM作業の準備ではくりシーツ印刷。
稽古スケジューリング。
台本執筆。
稽古。演出。書き上がって台詞覚えて。
音楽打ち合わせ、照明打ち合わせ、音響打ち合わせ。
美術打ち合わせ。とかね。近づけばまた色々なトラブルが出てくるので、随時それらを対応しつつ。で、小屋入り。
芝居が終わると、通常業務と本番期間中にお休みしていた仕事のしわ寄せに着手し、公演の精算。稽古場バラシ。片付け。
などを思うと、「その日の本番」以外の仕事がない「公演期間中」というのはとても安息の一週間なのでございます。それもいよいよ今日が最後。明日からは2回まわし。特に日曜日は正午開演。九時集合。そのまま2回やってバラシ。打ち上げ。仮眠して生放送。更にその直後にアナウンス学院講師のお仕事。
今夜がホントに最後のゆっくり寝られる夜。なのね。次は月曜日の夜までない。
なのに、なんとも休暇ベタで。車検通したジープを取りに行ったり、マッサージに行ったり、公演で不具合があるので髪を切りに行ったり(かなり反則)、ちゃんとフリーダムを満喫できていない。
と思ったので、僕は今朝、仕事を片付けて(なんだかんだ色々やってる)、FCバルセロナの試合を見ました。前半だけ。後半は公演終わってからにとっておく。メッシすげーなー。
僕の自由はこれぐらい。酒もビデオも小説も全部絶って健康管理に気をつけて禁欲的。こういう所を見ると、自分はドエスではなくドエムなのでは?と思ったりw
冒険ばかりの今回の公演は、勢いと計算で博打に勝ったようなそんな感想。いや、内容とかも含めてですが、決してそれだけではなく、興業としてね。
震災を受けて萎縮した公演が余程悔しかったのか、短い期間でしたが、新作をやることにしちゃいました。やっぱり、作り手のやる気さえあれば、なんとかなるもんだなぁ。と。
初めてご一緒させて貰った役者も沢山いて。刺激的でした。いろんな役者がいるもんだなぁ。