負けを抱く。と書いて抱負。抱くと負け。抱かれたら最後。男と女の恋の駆け引き。抱負。
さて。今年は、3月公演と11月公演の間に何ができるか。そのあたりが、思案どころ。
散々ご飯に誘われながら、まるで行かないでいたら、そのCAさんから
「宮川さんはメリットのある人としか食べにいかないのかと思ってました」
と言われたことがある私ですが、無駄も沢山いたします。まあ、時間に限りがあるのでpriorityに従わざるを得ず、それをメリット順と言われれば仕方ないですが。
正直言えばようやく(関係が)切れてよかった、と思う人もいます。思い返せば、あの方との出会いは犬の糞を踏んだようなものだなあ、と、ひたすら不毛と大事な時の浪費を嘆きたくなる相手もおります。
なぜこんな阿呆に連絡先を教えてしまったんだ、自分は?と悲しくなることもありました。ま、それらの損失は、人生の授業料だあね。
切れてせいせいする相手もごく稀にいますが、大抵の出会いは財産です。ステキな人と出会えたら、嬉しくなります。自分がステキだからなんじゃないの?なんてしょったりできます。
上向きの人は晴れ晴れしていて魅力的。
ドエムな共演者に「初日の幕があいたら、極端な話、肯定的な意見以外をシャットダウンしないといけませんよ。自分に自信を持つのもお客様への礼儀ですから」と助言したことがあります。
影響を受けやすい人に限り、ですが。
こういうプリティな下向きは別にして、上向きな人は瑞々しくていい。
アナ学講師をしていて出会う学生も、青いが上向き。大学生やお笑い養成所生徒も夢と希望に満ちてて上向き。
だが、残念な事に、うち九割九分は社会に出て二週間で、「文句」を言い始める。希望に満ちて怖いもの知らずの魅力的な若者が一瞬にして蔑むべき屋台でくだまく愚痴オヤジに変貌する。なんとも悲しいことです。
羽ばたく前の若人か、成功者か、そのどちらか以外に上向きな人はおらんのか?
今年は、普通の大人の上向き者を嗅ぎ分けられる、違いのわかる大人を目指してみます。一応。
夢を見せる仕事人が、こんな現実的なブログを年始に書いてるようじゃ、2009年も期待薄だォ。