10月12日という丁度初日の一ヶ月前に、「インスンデル」書き上がりました。ふー。大塚のビジネスホテルに缶詰になって、気合い入れた癖に、大塚はお祭りのお祭り騒ぎでうるさくて日中はまるで書けない。無意味な停泊。結局、六本木ヒルズの森美術館「アイ・ウェイ・ウェイ展」を見に行き、随分と感化される息抜きをしてから夜中に再開。で、今、プリント中。これ嬉しいタイミング。ふひひ。
ともあれ、出演者の皆さん、お待たせして恐縮です。あ、刷り上がった。推敲だっ。推敲は画面上では絶対にダメ。絶対に、印刷しないと、必ず直しがある。誰であれ。横着しちゃダメなんよね~。しかし、アイ・ウェイ・ウェイ展、凄かった。単純明快なコンセプト。
今回俺は、時間を止める、ということで「0秒」「ゼロ」「ZERO」というものに強くこだわった。カッツ「数学の歴史」での「ゼロ」という概念が産まれた時の話はとても面白かったし。
だが。アイ・ウェイ・ウェイは、「1」という数字にこだわっている。とことん。それが面白かった。圧巻だよ。シビれたよ。ピナ・バウシュが死んでずっと落ち込んでたけど、多少元気になれたよ。
脱稿おめでとうございます。産みの苦しみ・喜び?
この次は育ての苦しみ・喜びでしょうか。