稽古を終えて、帰宅。午前中から水越さんが音響の仕込みでいらしていた。13時に稽古開始。みたら、天井の単管パイプにスピーカが吊られていた。折角一人で単管パイプをつり上げたかいがあったというものです。単管は、50パイが基本ね。照明もスピーカも。
で。1、2、3、4、5、6。とあるチャプターの1、2を除いて3から6までを止めつつ回して、大雑把なダメ出しをして休憩を挟み夕方通し稽古。ああ。細かい小返しの稽古をする時間がないので、遠隔操作のようなダメだしになってしまい、ヤキモキする箇所が結構ある。どうしても、な場合は、時間をとって稽古をすべきなんでしょうけれど。明日は土曜日で、僕の都合で夕方からの稽古で通し稽古を一度やるだけに留まりそう。二日間、がっつり通しばっかりやったので、ヘトヘトでしょう。今夜はゆっくりして下さい。僕は本番日分の収録とか色々あるから早起きだけど。ぶひー(>_<)☆
で。本日の稽古がどうだったかというと。よくなっている部分がある。だが、やはり2時間の芝居なので、集中力がキモだ。どれだけ継続的に場面を緊張させられるかは集中力の持続に直結する。一人がダラッとしてしまうと、ややこしいことになる。まあ、劇団員以外にダラッとしてる人はいないんですけどね。
本番を想定した「自分を緊張させる」シミュレーションを僕や奈良チャボはするんだけど、そういうこともした方がいいと思うんだけど、無駄にそれを一週間単位でやると疲れてしまうお年頃なので、明日からやろうと思っています。ふー。
稽古してみてわかるのは、「インスンデル」に出てくる人物は「女が強くて」「男が女々しい」。女々しい、という言葉は女性に失礼なフレーズですね。考えてみると。また、時を止める能力というのは、「大して役に立たない」ことであり、「その能力を与えられた事によって」「損得でいうと」「実損の方が著しく多い」という真理に着地する。
こういう設定を選んで掘り下げて、リアリティを持たせようと色々設定とか登場人物とか考えて物語りを作ると、本当に「人間」というのは完成されている生物だなぁ、と思います。←何書いてるんだ、この人(^^;)
今日、色んな知人からメールで芝居に来てくれるらしい返事を貰い、ちょいとテンション上がった。
知人に来て貰えるのって、本当に嬉しいんでやんすよ。夢中に時間を費やしてきた事が肯定されるような嬉しさがありますのよ。