イエジー・スコリモフスキの60年代映画特集に行き、「バリエラ」を見た。
ポーランドの異才J・スコリモフスキーによる実験精神あふれる力作。レールの敷かれた人生に疑問を感じたある学生が、新しい生き方を求めて寄宿舎を出る。彼は夜行列車の中で出会った少女と一日を過ごす。まるで目に見えない障壁(バリエラ)の中で、出口を探そうとするかのような二人の放浪が始まる……。
という紹介だが、この映画の凄さは、奇想天外な映像マジックにある。どんだけショットを駆使してるのだ。アイデア満載の即興撮影。この映画を観られて良かった。
原題:
昨日までなので、しばらく観られません。しっかし、あの背景画だと思っていたものが突然動き出すのはどういう仕組みなんだろう??? ミュージカルのような舞踊のようなだが、しっかりとカットで構成する映像芸術でありつつ。ラストのカッコ良さったらねーやなぁ。