高山隊長の妻

女性セブンを買った。女性誌を買うのは仕事のリサーチが主だが、今回はただ読みたくて買った。日本を救ったハイパーレスキュー隊の高山隊長の奥様のインタビューが載っていたのだ。

結婚してすぐ1983年、噴火のあった三宅島へと派遣された。火砕流を海水で消し止めるという任務を若かった高山さんは最前線で働いた。だが、戻って妻には「いやあ、村の人がみんなよくしてくれてさぁ~」と激務の内容には一切ふれない。家族を心配させない立派な姿。

そして。今回福島へ。各国のメディアはこの男たちを「現代のサムライ」と称えた。3号機への放水。継続的な大量放水に成功。無事に帰還。奥様はテレビの会見で夫の無事を知る。テレビで見た4時間後に隊員に送られて夫は帰宅した。最初の言葉は「お帰りなさい」。平静を振る舞う為に用意したお茶を入れながら涙が溢れた。

そして、お風呂に入って貰って、布団に入り、その夫が寝入る姿をずっと見ていた。
Q.また原発に行くと言ったらどうしますか?
A.頑張って、と送り出します。

この夫にこの妻。

ちなみに女性セブンでは、「海老蔵麻央、避難先で水確保を目撃!」も載ってます(笑)。
有名アーティストはこぞって西日本に逃げた。スマップのACの終わりをトータスがまとめてるのを見た人、沢山いるでしょう。なぜ、トータスか。それは背景が関西でも不思議じゃないアーティストだから。本当はもっと「応援したら効果がある」と思われるアーティスト、沢山いますよね。ほら。あの人とか、あのグループとか。みんな逃げてます。だから、ACの撮影できなくて大変だったそうです。あーあ。

こういう時、人の差が出るよね。最近、デイブ・スペクターの癒やし系ツイートが有り難くて。
「外国人みんながいなくなるけど、僕は日本に残りますよ!って言ったら、テリーさんに『お前は帰る所がないだけだろ!』って言われちゃった」
とかね。癒やされます。
「ツイッターを始めたせんだみつおが同じ場所から連続ツイート。→銀座なう」
とかね。癒やされるう。

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