いよいよ明日が八月ですね。

早いなぁ。
漫然と生きていると、日々が過ぎるのが早いと思って、若い頃に特別注意していた事があるけど、最近は単純に忙しいだけで時が経つのが早いと感じるという、あんまりよくない雲行き。これ、人生を楽しんでいると言えるのかたまに自問自答。
なんて日記に書けばいいようなことはさておき。
オリンピック盛り上がってますね。審判が。やり直し判定が。ジュリー審判とかが。より正確を期するということでいえば、悪くないとは思うものの、体操の抗議が認められる奴もそうだし、平岡の旗三本が覆るのとかも(まああれはあるべき判定に戻ったというべきだと僕は思うけど)、極めて後味が悪い(内村選手も言ってたけど)。
ここで、日野原先生の教えが思い出されるね。生き方上手の腰巻きの明言。
「人は不幸にのみ敏感なんです」確かこんなんだったと思う。
柔道篠原の内股すかし、あれどう見ても一本勝ちなのに、ダメな審判に「一本負け」にされちゃった。あの悔しさって、まだまだ残ってる。今も男子柔道の監督として画面に映るとその悔しさが自分の中にこみ上げる。
でも、判定が覆ったことは「やったーっ!!!!」と強く大喜びの要素として思い起こされる事が少ない。室伏も後から金メダルになったし、内村選手たち体操男子も4位から銀メダルになった。平岡も負けたかと思いきや勝ってそのまま決勝に進めた。嫌なことのみが心にグサリと爪痕を残す、そういうものなのかなぁ。残念な生き方だなぁ。

↑これが、内股すかしという篠原の技でどう見ても篠原の一本勝ち。だから篠原もガッツポーズ。なのに、お馬鹿な審判が超誤審。わけわかんない。


でね。開会式がしゃれてましたね。風刺が効いてて。労働者階級の問題をちりばめて笑いを誘いながら。あれを出来るのがイギリスだよねぇ。日本じゃ絶対にやらないよねぇ。ミスタービーンが出てなんてのも、流石。
そういうのを見ていて、ふと思った。そうだよねぇ、イングランドというのは、
そうそう。
モンティ・パイソン
を作った国なんだよねぇ。ってね。イギリスBBCの超人気テレビ番組。モンティ・パイソンはVHSビデオで買って、レーザーで買って、またDVDで買って、って買い続けないとならないから、誰でもモンティ・パイソン貧乏になります。
そのモンティ・パイソンの中の変わった要素「ラトルズ」のオープニングがYoutubeであったのでここに↓

アルバム持ってます。CDの。笑うのよねぇ。
で。自分の二十代の頃のラジオ番組でテーマ曲にしていました。これを覚えている人はいるかしらねぇ。
ラトルズ「アウチ!」
聞けば勿論わかります。help!のパロディ。

懐かしいなぁ。このテーマ曲で喋り倒してました。深夜の喫茶店でフリートークずっと考えてて。
ちなみに、ラトルズ、沢山の曲があります。

↑エド・サリバンが出てる?!

↑今見ても声出して笑っちゃう。

リンゴスターの歌が下手なのをパロったイエロー・サブマリン風の映像は見つけられなかった。残念。
こういうのを見て思うのは、ビートルズファンも怒らずに「笑っている」というもの。
それは、一番大切なものとして「茶化す側の善意や正義」が前提だ。
リスペクトした上でパロるから許されるのか、それとも戦勝国の余裕なのか。
日本は敗戦国で卑屈だから「人にバカにされている?」と疑心暗鬼になりやすいのか、洒落が通じないだけなのか、怒りっぽいだけなのか、バカなのか、余裕がなさすぎてすぐに怒る。なんだか残念ですよね。
ともあれ、ゲバゲバ90分がモチーフにしているのはこのモンティ・パイソンなんです。
ではまた。明日、前半の稽古スケジュールを各事務所さんにご連絡する予定。秋公演に向けて真夏から頑張っていってみよーっ!「ヒポクリティカル・アイランド」ヨロシクね。

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