ヒポクリティカル・アイランド稽古中。

稽古をしても、少しずつよくなる部分と遅々として育たない部分があって、じゃあそれをどうしようかというと、時間の制限により、なかなかどうしようもなかったりします。なのに、こうしていられるのは、芝居そのものは、細部全てが完成しなくても完成するものだからかもしれません。

ここで、こういう事をこの段階で言うのがいいのかどうかは解りませんが、26人で一つの島というキャラクターを作る事を考えて下さい、と最初に役者にお願いしました。それが意味することは、きっと役者には伝わっているとも思いますし、その望む方向に向かっています。だから、いいのね。という、そういうこっちゃ。

頑張りますよ、色々と。個々の役者をぎらぎらに輝かせる事に燃えるのは今も昔も変わりません。出演をお願いした人たちは全員僕が魅力を強く感じた人たちでありますし、現況僕の無茶ぶりに応えようと鼻息荒く臨んでくれている。その責任を重く受け止め続けている所存です。

本日のPVはこちら「イン・ユア・アームス」です。お馴染みのヒット曲。ラジオでも散々かけた。
このPVは最後に「どれだけのジェリー・ビーンズを使ったか?」の数が表示されます。ホントに凄い。
しかも、労作というだけではなく、「面白い」このジェリー・ビーンズで語られる世界を演劇で具現化しようとしたら、どうするか、悩みますよ、きっと。それぐらい、夢と希望と冒険がギューギュー詰めだぁ。

才能は色んな所にホントに沢山ある。作品という作品全てを観る事は出来ないのが限りある人生という奴だけど、空いてる時間にはどんな作品でもガンガン味わわないと勿体ないですな。本でも演劇でも。

そして、それは、必ず自分の人生にいかせるような気がするよ。例えば僕は、先日観た知人の芝居でプロセからしか音を出していない公演を観たんだけど、そのせいで台詞が遠くて遠くて。これって相対的なものだってば。なので、今日の水越さんとの打ち合わせでは「プロセだけってのは絶対やめてっ!」とお願いしちゃいました。

だって、僕が水越さんに、モックサウンドにお願いしている理由の大きなモノに「必ずプロセ以外にも吊る」というのがあるのだもの。プロセだけでもしっかり台詞とのバランスがいい!という劇場に出会ったことがない。それを理解していないから「じゃー、マイクで拾おうかぁ」なんてトンチンカンなことを言いだしちゃうのさ。芝居はそういうこっちゃねーぜ。むふー。

あ、取り乱しました。すんません。では、お休みなさい。あ、もうすぐ「宮川賢のまつぼっくり王国」の放送だ。でも、寝ちゃおう。ごめん、俺。

宮川賢のまつぼっくり王国

あ。チケットはこちらで売ってます(「ヒポクリティカル・アイランド」のね)。

ビタみせ

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