ヒポクリティカル・アイランド稽古中。

稽古をしても、少しずつよくなる部分と遅々として育たない部分があって、じゃあそれをどうしようかというと、時間の制限により、なかなかどうしようもなかったりします。なのに、こうしていられるのは、芝居そのものは、細部全てが完成しなくても完成するものだからかもしれません。

ここで、こういう事をこの段階で言うのがいいのかどうかは解りませんが、26人で一つの島というキャラクターを作る事を考えて下さい、と最初に役者にお願いしました。それが意味することは、きっと役者には伝わっているとも思いますし、その望む方向に向かっています。だから、いいのね。という、そういうこっちゃ。

頑張りますよ、色々と。個々の役者をぎらぎらに輝かせる事に燃えるのは今も昔も変わりません。出演をお願いした人たちは全員僕が魅力を強く感じた人たちでありますし、現況僕の無茶ぶりに応えようと鼻息荒く臨んでくれている。その責任を重く受け止め続けている所存です。

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